『ぼくたちのムッシュ・ラザール』

http://www.lazhar-movie.com/


モントリオールの小学校。
ある冬の朝、教室で担任の女教師が首を吊って死んでいた。
生徒たちはショックを受け、学校側は生徒たちの心のケア、後任探しの対応に追われる。
そんな中、アルジェリア移民の中年男バシール・ラザールが代用教員として採用されることになった・・・。
朴訥で、少々野暮ったいラザール先生は、授業内容も時代遅れ。
しかし、いつも真摯に向き合ってくれる彼に、生徒たちは心を開き始める。
だが、ラザールもまた、祖国で心に傷を負っていたことが明らかになり・・・。

人生の意味や教育のあり方を繊細に紡いだ物語は、世界各地の映画祭で絶賛され、
第84回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた。】


カナダ映画を観てきました。
モントリオールが舞台なので、フランス語映画でした。


家に帰ってからも、じわじわと余韻にひたっていました〜。かなり好きな映画です♪
巷によくある【熱血】や【爽快】な教師と生徒のドラマではありません。
リアルに、そして静かに、傷ついた心が癒されていくような印象を受けました。


畳みかけるようなセリフも無く、ただラザール先生と生徒たちの表情が
全てを語っていました。
モーツァルトピアノ曲がその雰囲気をさらに効果的に…。



どこの国でも、子役の活躍は凄いですね。
もはや【子役】とは言えないかも。立派な【俳優】の域の素晴らしい演技でした。



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