『訪問者』
- 作者: 恩田陸
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2012/04/12
- メディア: 文庫
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【急死した映画監督峠昌彦の親友井上は、湖を一望する山中の洋館を訪ねた。
三年前、昌彦を育てた実業家朝霞千沙子が不審死を遂げた湖だ。
館には「訪問者に気をつけろ」という不気味な警告状が届いていた。
死んだはずの「大おばちゃま」の姿を見たと主張する少女。
そして冬の雷が鳴る中、新たな死体が……。
やがて残されたシナリオから浮上してきた意外な真実とは?】
久しぶりに恩田さんの作品を読んでみました。
印象としては「恩田さんってこんな感じだった!?」…と拍子抜け
してしまいました(・ω・`;)
ミステリーの舞台劇としては、謎解きシーンも登場人物の個性も
魅力があるかもしれません。
私は、火サスを彷彿しましたが…(´-ω-`)
「好きな人は好き、ダメな人はダメ。」と、はっきり分かれる小説でしょうね。
たまには軽めの小説もいいですが、恩田作品に期待が大きかったので
少々残念な思いです。
残念といえば…、先日ここにも書きました DVD『イベント』を観終わりました。
絵文字で表すと、まさに _| ̄|○ ガクッ ←この状態です。
私の中では、『LOST』と並ぶ面白さだったのに、思いっきり続きを予想させ
ながら終了してしまい、シーズン2が作られていないなんて〜!!
アメリカのドラマ作りの形式ってシビアなんですね。ホント、残念。