『記者魂』

記者魂 ((ハヤカワ・ミステリ1849))

記者魂 ((ハヤカワ・ミステリ1849))

【マリガンはしがない地方紙記者。
生まれ育った町で起こる事件を、自分流を貫きながら追いつづけてきた。
ある日、古い住宅ひしめく一画で連続放火事件が発生。
子どもたちや、幼馴染の消防士も命を落とした。絶対に犯人を捕まえてやると
意気込み、取材に奔走するマリガン。
しかし、ただの放火魔の犯行とは思えぬ状況になってきた。
この故郷で、いったい何が起きているのか?身の危険を感じつつもマリガンは
執念の取材を続けるが……。エド・マクベインが見出した新鋭の話題作!
アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞受賞。】<ポケミス新世代作家>シリーズ第5弾。楽しみに待っていました。
シリーズを何冊か読んだ中で、もっともポケミスらしくない作品かもしれません。
有力候補を打ち破ってアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞を受賞して
いるので、かなりのミステリーかと考えていましたが、予想外の男くさい!?
人間ドラマが描かれていました。
作者は、元ベテラン記者だけあってリアリティもありましたよ。
読みやすいストーリーなのですが、賞を取ったことは少し疑問。
たぶんはそれは、私が女性で、そしてアメリカ人ではないから!?…かも。


にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村