『殺す手紙』

【空襲の焼け跡にある空き家へ行き、指定の時刻ちょうどにランタンを
灯してほしい。そして何が起こっても、決して逆らってはいけない…
親友からラルフに届いた奇妙な手紙。友の正気を疑いつつも、事情があるものと
察したラルフは指示通り夜の町へ出た。
だが問題の空き家に警官が踏み込んで来たのを皮切りに、あっという間に
事件の連続に巻き込まれてしまう。
空襲で死んだ自分の妻を見かけ、ついには殺人事件が!不可能犯罪ものの名手が
ストーリーテリングの才を発揮するサスペンス。 】


ポケミスも魅力的な新刊が続いています。
ポール・アルテは、『狂人の部屋』(ツイスト博士シリーズ)で
【このミス】にもランクインしていますね。


良き時代のミステリー仕立てで、英国の香りが漂う一品でした。
一人称小説なので、サクサクと物語に入り込めます。
ポケミスが、二段組みではなく一段書組でした〜。ビックリ。
気持ち、気楽に読めた感じがしたなっ・・・♪


今度は、アルテの本格密室系ミステリーに挑戦してみようと思っています。


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