『ひそやかな花園』
- 作者: 角田 光代
- 出版社/メーカー: 毎日新聞社
- 発売日: 2010/07/24
- メディア: 単行本
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【幼い頃、毎年サマーキャンプで一緒に過ごしていた7人。
輝く夏の思い出は誰にとっても大切な記憶だった。
しかし、いつしか彼らは疑問を抱くようになる。
「あの集まりはいったい何だったのか?」
別々の人生を歩んでいた彼らに、突如突きつけられた衝撃の事実。
大人たちの〈秘密〉を知った彼らは、自分という森を彷徨い始める――。
親と子、夫婦、家族でいることの意味を根源から問いかける、
角田光代の新たな代表作誕生。】
角田さんの新作に気付かずにいましたヾ(;´Д`●)ノぁゎゎ
あらすじに書いてあるように、登場人物と同じ気持ち
「あの集まりはいったい何だったのか?」
・・・を、ストーリーの重要部分と考えるならば、一切の予備知識無しで
読まれることをお勧めします。
と、いうことで私は語りませんが(^^;)角田さんの作品は、外れなく
面白いです。
あえて【角田光代ファン】として言うと、この作品はナンバー1ではなかったかも〜。
親子の関係や、家族の在り方を考えさせられる作品には違いはないんだけれど、
私には、この作品の根底になっている出来事にリアリティを感じなかった
からかしら・・・。
『対岸の彼女』、『森に眠る魚』、そして『八日目の蝉』が、身近に
さらにリアルに感じた作品だったからかもしれません。
角田さんには、これからも期待でいっぱいです!!