『扉の中』

扉の中 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

扉の中 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

【二日酔いの頭を抱えたモーリーンが目の端でとらえた鮮やかな赤色。
彼女の自宅の居間には、幾重にも巻きつけられた紐が皮膚にくいこみ、
頭がごろりと落ちてきそうなほど深く切りつけられた喉元から、
身体中の血を噴き出して息絶えた恋人の無残な姿があった…
過去の精神病歴が災いし、警察や家族から殺人犯と目された彼女は、
嫌疑を晴らすため自ら辛い過去の記憶を手繰り寄せる。
陰鬱な秋空のグラスゴーを舞台に、新進気鋭作家の放った衝撃のデビュー作。
英国推理作家協会賞最優秀処女長篇賞受賞作。 】


秋の風が吹き始めました〜。
すっかり忘れていましたが、もう9月ですので、当たり前と言えば当たり
前なんですけれどっ・・・。


本をじっくり読める良い季節となりました!!
そんな気分を出すために(^0^;)本日は、ハヤカワ・ポケット・ミステリから
チョイスしてみました。
ポケミス】は、良質のミステリーが楽しめますよね。
古典、現代作家・・・とバリエーションもあって選ぶ事も楽しみの一つです。


『扉の中』は、1999年の発行ですが、ちょっと気になっていたので
本屋さんから探し出してきました。


ストーリーのスピード感は、ややゆっくりですが、読んでいて
「むむ、この主人公はどこかで・・・?!」と思い起こすものがあって、
重なってきたものは『ミレニアム』のリスベット・サランデル!!
悲劇的な生い立ちと、型破り( ̄□ ̄;)の正義感に相通じるものが
ありました。
表紙や細長の形、なぜか小口が黄色、ビニールのカバー・・・と
レトロな雰囲気がある【ポケミス】ですが、どんどん新しい作品も増えています♪
これからも期待です。


さて、明日は待ちに待っていた本の発売日!!
開店と同時に本屋さんになだれ込みます  タタタッε=ε=(((((((( *・`ω・)っ



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