『スロウハイツの神様』

スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)

スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)

スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)

スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)


【人気作家チヨダ・コーキの小説で人が死んだ。
あの事件から10年。
アパート「スロウハイツ」ではオーナーである脚本家の
赤羽環とコーキ、そして友人たちが共同生活を送っていた。
夢を語り、物語を作る。
好きなことに没頭し、刺激し合っていた6人。
空室だった201号室に、新たな住人がやってくるまでは。 】


若手作家で唯一読んでいる辻村深月さん。
内容や設定も、私の世代とは違うし、共通するものが無いのですが、
やっぱりこの人が書く物は面白い!!
書き方がいつも深いしね・・・。


設定は、今で言う【シェアハウス】っていうのかしら、少し前の
トレンディドラマ!?にあったようなシチュエーションで、ドラマ的だなと
思いました。


辻村作品の【ナンバー1】とは言えないと思うけれど、いつもの
重量級の書きっぷりと、繊細な伏線と読後の切ない気持は、
やっぱり健在でした。


次は、【ナンバー1】作品と言われている『ぼくのメジャースプーン』を読もうと
考えているのですが、さらに重そうな内容なので、間に1冊入れます(´c_`;)


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