『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』

ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)

ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)

【“30歳”という岐路の年齢に立つ、かつて幼馴染だった二人の女性。
都会でフリーライターとして活躍しながら幸せな結婚生活をも
手に入れたみずほと、地元企業で契約社員として勤め、両親と暮らす
未婚のOLチエミ。
少しずつ隔たってきた互いの人生が、重なることはもうないと思っていた。
あの“殺人事件”が起こるまでは…。
辻村深月が29歳の“いま”だからこそ描く、感動の長編書き下ろし作品。 】


辻村さんの本を読みながら、角田さんの作品を読んでいるかの
ような感覚になってしまいました。
それだけ、【女子】の世界がどっぷりリアルだったからかもしれません。


友達の関係や、母と娘の関係が「わぁ〜、ここまで書くか・・・。」と
掘り下げ状態に閉口しましたが、さすが辻村さんのまとめ方は上手いな〜と
また参りました。


辻村作品は、毎回泣きます。ただ私が泣き過ぎなだけかしら(゜‐゜;)