『夜をゆく飛行機』

夜をゆく飛行機 (中公文庫)

夜をゆく飛行機 (中公文庫)

【谷島酒店の四女里々子には三人の姉がいる。
長女の有子は嫁いで家を出たが、次女寿子と三女素子と
両親の五人暮らし。
しかし里々子には実はもう一人「ぴょん吉」と名付けた弟が存在して…。
うとましいけれど憎めない、変わらぬようで変わりゆく家族の日々を
温かに描く、にぎやかで切ない長篇小説。】


『このミス』発売前に、ランクインしそうな本を何冊か
続けて読んできたので、ここで一休み・・・。


角田さんの文庫化された作品を読んでみました。
感じは『若草物語』に、向田邦子ドラマ仕立てを混ぜた感じかな〜(^∀^;)


最近読んだ角田さんの本の「鋭さ」を取った感じの作品で、
普通の家族の日常を四女の目から描いたストーリー。


昔は、こんな感じのドラマがよくあったな〜。
最近見かけなくなりました。家族を普通に描いたドラマって・・・。