『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』
- 作者: スティーグ・ラーソン,ヘレンハルメ美穂,岩澤雅利
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2009/07/09
- メディア: ペーパーバック
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【宿敵ザラチェンコと対決したリスベットは、相手に
重傷を負わせたものの、自らも傷つき、瀕死の状態に
陥ってしまった。
現場に駆けつけたミカエルの手配で、リスベットと
ザラチェンコは病院に送られ、一命を取りとめる。
だが、彼女を拉致した金髪の巨人は逃走してしまう。
秘密組織・特別分析班の出現で一気に高まる緊迫感。
波瀾の展開が待ち受ける、三部作の最終篇! 】
う〜ん、面白かった・・・(>∀<)♪
3部作でありながら、すべての巻で全く違った要素が入っていて、
いったいどのジャンルに属する作品なんだろう?と考えて
しまったけれど、もう読者が喜ぶ何もかもを詰め込みました的な
小説!!というのが一番ピッタリかもと思ってしまいました。
謎解き、スパイ、リーガル、ノアール、警察、サイコ・・・、
ぜーんぶ入っています(^.^;)
第1巻から、6冊一気読みがオススメかも!!
とにかく凄い人数の登場人物が出てくるのですが、それぞれの
描写が丁寧なので、主人公以外も思い入れがある人々でいっぱいに
なりました。
残念な事は、作者が本作発売直前に急遽したこと・・・。
続きが読めなくなってしまったことが、何よりも辛いです。
いかにもハリウッドが好きそうなエンターテイメントな作品です。
『このミス』上位は必至でしょう。
余談・・・、サブタイトル『眠れる女と狂卓の騎士』って・・・、
ハリーポッターを連想したのは、私だけから・・・(゜∀゜;)