『葬儀屋の未亡人』

葬儀屋の未亡人 (ハヤカワ文庫 NV (1001))

葬儀屋の未亡人 (ハヤカワ文庫 NV (1001))

上院議員エレンの夫で葬儀屋の社長のラマーが
強盗に殺害された。
逆上したエレンは犯人をその場で射殺したが、
警察もそれは正当防衛と認めた。
が、ラマーの息子が「この売女が親父を殺した」と
衝撃的な言葉を吐き、現場検証が行われた結果、
エレンが夫を殺した疑いが浮上する。
起訴された彼女を高潔な判事クィンが裁こうとするが、
事件には深い裏が・・・空前絶後の逆転の嵐で、
読者を「裏切る」サスペンス小説の到達点!】


ワインは何年も寝かせると、極上な味わいになるそうですが、
本はどうなんだろう・・・?それも、本棚で未読のまま・・・(;´Д`)
10年も前からマーゴリンは読みたいと思っていながら
今日に至ってしまいました。


タイトルに惹かれます〜♪
謎解きやドロドロ系の相続ものかしら〜♪なんて読み始めて・・・・、
「そうか!!マーゴリンはリーガル・サスペンスの作家さんだった!!」と
完璧に忘れていました。
予想外の展開に驚きましたが、さすが「はずさない作家」だけあって、
面白く読めました。
米国のリーガルサ・スペンスといえば、ジョン・グリシャムやリチャード・
ノース・パタースンが好きでしたが、マーゴリンもお気に入りに追加です。
日本の法廷物と違って、陪審員や司法取引などの駆け引きが物語を面白く
するんですよね!!


彼の傑作と言われている『黒い薔薇』を買いに行かなくては!!
・・・て、思って、よく考えたら本棚で見掛けたような・・・。
持っていました『黒い薔薇』・・・(゜∀゜;)
こちらも本棚で10年も寝かせていました(|||´Д`)反省・・・。