『子どもたちは夜と遊ぶ』
- 作者: 辻村深月
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/05/15
- メディア: 文庫
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- 作者: 辻村深月
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/05/15
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【大学受験間近の高校三年生が行方不明になった。家出か事件か。
世間が騒ぐ中、木村浅葱(あさぎ)だけはその真相を知っていた。
「『i』はとてもうまくやった。さあ、次は、俺の番・・・」。
姿の見えない『i』に会うために、ゲームを始める浅葱。
孤独の闇に支配された子どもたちが招く事件は、さらなる
悲劇を呼んでいく。】
最新のヒット曲や、テレビドラマもそうだけれど、
若い世代のお話にはそろそろついていけなくなってきている、
そんなお年頃の私・・・(;´Д`)小説もまた然り・・・。
なぜ苦手かというと、若い方の小説って、喋り言葉が
ダイレクト過ぎて、だんだんと辛くなってくる・・・。
そんな中、唯一読んでいる若い作家・辻村深月さん。
初めは、お友達からいただいた本(『冷たい校舎の時は止まる』)がきっかけで
読み始め、なかなかの魅力にハマっています。
やっぱり若い作家さんだな〜と思えるような内容なんだけれど、
描写が上手い!!すごく掘り下げて書かれている点が読み手を
惹きつけるのです♪
彼女の作品は、長い(!?)のも、読み始めの段階で圧倒されますが、
結局はどの部分も重要で、無駄なところは無いし、伏線もしっかりしている。
その点もさすがとうなずける部分なんです。
私が思うほどだから、タイムリーな世代の方が読まれたら、
なおさら「うんうん、わかるぅ〜(>∀<;)」って思えるところが満載です。
こちらも面白かったし(『凍りのくじら』)・・・。
はずさない作家・辻村深月・・・恐るべし。
・・・毎回泣かされている私です(;_;)