『マハラジャのルビー』

マハラジャのルビー―サリー・ロックハートの冒険〈1〉 (創元推理文庫)

マハラジャのルビー―サリー・ロックハートの冒険〈1〉 (創元推理文庫)


【サリー・ロックハート、十六歳。
父を船の事故で失い、天涯孤独の身。
彼女のもとに、ある日謎めいた手紙が送られてきた。
手紙に書かれた謎の言葉、サリーにつきまとう怪しげな老婆、
阿片の煙にかすむインドの記憶・・・。
ヴィクトリア朝のロンドンを舞台に、変わり者の少女サリーが、
父の死と呪われたルビーの謎に挑む。<ライラの冒険>の著者プルマンの傑作冒険シリーズここに開幕。】


去年から児童書コーナーでこの本は見ていたのですが、
文庫になりましたので、早速読んでみました。
この作品は、映画でもおなじみの『黄金の羅針盤』<ライラシリーズ>より
前に書かれたものです。(1985)
やはり主人公は女の子。ライラより少し年上の少女・サリーの活躍を
描いています。


時代設定は、私が大好きなヴィクトリア朝時代のイギリス。
ロンドンの街の香りが漂うようでした♪
サリーは、ライラのようなお転婆ではないけれど、賢く勇気がある少女。
本来は、良家の令嬢でありながら、貿易商の父の死により、
謎に満ちた事件に巻き込まれていきます。


プルマンお得意のシリーズもので、四部作だそうです。
でも、日本語で読めるのはこの1冊のみ・・・。
続きが気になる〜(゜□゜;)
『ハリポタ』最終巻発売までの、待ち時間に是非!!