『悪霊島』
- 作者: 横溝正史
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 1981/05/15
- メディア: 文庫
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【アメリカ帰りの億万長者から人探しを依頼され、岡山を訪れた
金田一耕助は、久し振りに会った磯川警部と旧交を温めた。
だが、それも束の間、警部の話から金田一の尋ね人が謎の言葉を
残して怪死したことを知る。「鵼(ぬえ)の鳴く夜に気をつけろ。」
彼の依頼人が、故郷の島に帰郷した直後、恐るべき殺人事件が
発生したのだ。】
お正月は、横溝正史かな〜と(根拠は無し)、角川映画でも
話題になりました『悪霊島』を読んでみました。
映画化された時(中学生くらいだったかな・・・)、コマーシャルで
ビートルズの『レット・イット・ビー』が流れ、『鵼の鳴く夜は恐ろしい』って
キャッチコピーが、もう耳について耳について怖かったのを覚えています。
『悪霊島』は、横溝正史晩年の作品で、この連載後の翌年に永眠されています。
角川映画の空前のヒットが続いていた時期に書かれた作品らしく、
孤島・大洞窟・巫女・シャムの双生児・平家の落人・何代にも渡る因縁等々・・・。
金田一ワールド、これでもかのてんこ盛りでした(^^;)
『獄門島』『悪魔の手毬唄』『本陣殺人事件』なども舞台は岡山。
これがまたストーリーを面白くさせている1つかも・・・。
う〜ん、お・か・や・ま!!