『ハズバンド』
- 作者: ディーンクーンツ,Dean Koontz,松本依子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2007/04/01
- メディア: 文庫
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【造園業を営む平凡な男ミッチにかかってきた電話。
それが彼を地獄の底に突き落とした。最愛の妻が誘拐されたのだ。
犯人は法外な身代金を要求、誰かに知らせたら妻の命はないと告げた。
そして、単なる脅しでないことをを示すため、目の前を歩いている
男を射殺したのだ。】
久々にクーンツを読みました♪
クーンツは、相変わらず読者を楽しませるストーリーを書いてくれます。
いつもの、モンスターやSF的なお話でなかったのには驚き!!
最愛の妻を救出する夫のサバイバルな愛のお話でした。
この展開は、ハリウッド映画でもいいかも〜。
私が、翻訳本を沢山読むきっかけになったのが、
クーンツを知ってからなんです。
まだ若かった頃!?、友人にクーンツを薦められました。
それまで、キングを数冊読んでいましたが、キングは内容が結構重いので、
当時の私には、とっても疲れるものでした。(今は大好きですが・・・)
クーンツは、キングと並び【モダンホラー】というジャンルで
一角をなしていました。
ストーリーのテンポの良さと、読後の爽快感で、私は一気にクーンツファンに!!
キングとクーンツの大きな違いは、小説の終わり方・・・。
クーンツの本には、必ず【愛】があり、ハッピーエンドが多く、
そこがキングとの大きな違いの様に思います。
軽く読みたい時は、クーンツ、
じっくり読みたい時は、キングですね。
発売されていたクーンツの本は、すべて読破し、
今でも大切に本棚に並んでいます。
当時、どうしても手に入らない本があって、片っ端から
書店に在庫を確認する電話をかけていました。
その本のタイトルが『邪教集団トワイライトの追撃』・・・(-.-;;)
私・「あの〜、『邪教集団トワイライトの追撃』って本ありますか〜?」
店員さん・「『邪教集団!?』ですか・・・。」
あのころ、宗教団体の大きな事件があったから、何度も尋ねる度に、
相手から「こいつは何者!?」って思われていただろうな〜(>θ<;)
一時、クーンツから離れたのは、【超訳】で有名な
出版社が版権を奪った!?から・・・。
今回は、久しぶりのハヤカワからです♪
おかえり〜、クーンツ!!
犬好きの方↓
ウォッチャーズ〈上〉 (文春文庫)
クーンツ未読の方におすすめ↓
ライトニング (文春文庫)