『解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯』

解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯

解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯


【奇人まみれの英国でも群を抜いた奇人!
ドリトル先生』や『ジキル博士とハイド氏』の
モデルとも言われる18世紀に生きた
「近代外科医学の父」を初めて描く驚嘆の伝記】


この本を、アマゾンで知り、興味は持ったが
実際手に取り、中を確認してからでないと
購入は難しいかなと思い続けていた。
医学の難しい言葉も多そうだし・・・。
でも、いつも気になっていて、本屋さんに行くたびに
探していた。


しばらく発見出来なかった・・・。


それもそのはず、【医学書コーナー】にあった・・・(>_<;


感想は・・・、面白かった!!買って良かった!!
勉強になったし、難しくなかったし、知らなかった事を
知れて良かった〜って感じ。


毎晩、裏口から死体が運び込まれ、解剖に明け暮れて
いたというところから『ジキル博士・・・』が、
世界各地から珍しい動物を集め、生態や進化を研究していた
ことから『ドリトル先生』と、この様子からそれぞれの
モデルになったのではと言われている。


当時は、内科医が1番で、外科的処置は床屋がそれを請け負っていた。
当時の医者は直接患者に触りもせず、根拠の無い治療法を勧めた。
ほとんどが、毒を飲ませて嘔吐と下痢をおこさせたり、
大量の血を抜く瀉血がおもな治療法だった。


歯の治療にしても、出産にしても、当時は命がけ。
麻酔が無いし・・・(@д@;)
ハンターの研究や発見のおかげで現代の医学の発展の
基礎が出来たんだと感謝してしまったよ。


一つ言える事は、18世紀に生まれなくて良かった・・・。


誰もが知っている事の【初めて】を数多く発見した人なのに
歴史にうずもれてしまって、可哀想に思ってしまった。
ハンターの弟子ジェンナー(天然痘の・・・)は、有名なのに・・・。


もしかして、彼を知らなかったのは、私だけ!?と思い、夫に
「ジョン・ハンターって知ってる?」と聞いたら、


柳生博の『クイズハンター』なら知ってる!!」と言われました。
あっ、そーぉ(−。−)