『魔術師』

魔術師 (イリュージョニスト)

魔術師 (イリュージョニスト)


キングの次に大好きな作家・ジェフリー・ディーヴァー
おなじみ『ボーン・コレクター』の作者でありますが、
映画だけしか知らないという方には、是非原作をおすすめします。


【奇術のタネを見破れば次の殺人を阻止できる。
しかし、超一流イリュージョニストの「魔術師」は
早変わり、脱出劇などの手法を駆使して次々と
恐ろしい殺人を重ねていく・・・。】


リンカーン・ライムシリーズ第5弾です。
この本は、もう大分前に出版されていたのですが、
またまた本棚で温めていました・・・(/_+)
今月、新刊が出るのに・・・。


ライムは、元ニューヨーク市警の科学捜査本部長。
「世界最高の犯罪学者」と呼ばれていたが、
捜査中の事故で四肢麻痺の体となり、自力で
動かせるのは首から上と左手の薬指だけ。
ライムの手足となって、捜査現場に走るのは
アメリア・サックス巡査。


このコンビが今回戦う相手は、イリュージョニスト
次々に姿を変える犯人とライムのプロファイルとの対決。


【どんでん返し】がお得意のディーヴァーと、わかって
読んでいるんだけど、今回の【どんでん返し】は、
今までで1番多い回数だったかも〜(^.^;
すごかった・・・。騙されました。
あとがき解説は、法月綸太郎さんでしたよ。


ディーヴァー作品の中で特に印象に残っているのは、
なんといっても『静寂の叫び』。
私は、1番好きかも。

静寂の叫び〈下〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

静寂の叫び〈下〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)


でも以前、岡ひろみさんにお貸ししたら、
感想・・・『痛い!!』と言われた・・・(^_^;
ごめんね、刺激が強すぎました。反省。