『治療島』

治療島

治療島


【目撃者も、手がかりも、そして死体もない。著名な精神科医ヴィクトルの
愛娘ヨゼフィーネ(ヨーズィ)が、目の前から姿を消した。
死に物狂いで捜索するヴィクトル、しかし娘の行方はようとして知れなかった。
4年後、小さな島の別荘に引きこもっていた彼のもとへ、アンナと名乗る
謎の女性が訪ねてくる。自らを統合失調症だと言い、治療を求めて妄想を語り
始めるアンナ。それは、娘によく似た少女が、親の前から姿を隠す物語だった。
話の誘惑に抗し難く、吹き荒れる嵐の中で奇妙な“治療”を開始するヴィクトル、
すると失踪の思いもよらぬ真実が…2006年ドイツで発売なるや、たちまち
大ベストセラーとなった、スピード感あふれるネオ・サイコスリラー登場。 】

まず、タイトルに惹かれちゃった!!


「島」ってミステリーのシチュエーションに
かかせないですよね。
周りは海で、外界との接触も取れず、必ず嵐が来て
電話も通じず、「この嵐じゃ〜、船は2,3日出せない。」
とか言われて足止めされちゃったりして・・・(^^;


著名な精神科医の一人娘が失踪。
その後4年間、行方は知れなかった。
傷心の父親。
引きこもった別荘の島に、自ら統合失調症だと名乗る
謎の女性が治療を求めてやって来る。
嵐の中、語られる話は、娘によく似た少女の物語だった。


ドイツの大ベストセラー作品。
作者は、元放送作家らしく、ストーリーもテンポよく
まさに映画を観ている感じ・・・。
すでに、ドイツでは映画化が決定されているらしが、
ハリウッド映画って感じがしたな。
そうなる日が近いかも・・・。