『特捜部Q ―Pからのメッセージ―』


特捜部Q ―Pからのメッセージ― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

特捜部Q ―Pからのメッセージ― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)


【「特捜部Q」――未解決事件を専門に扱うコペンハーゲン警察の新部署である。
今回「Q」のカール・マーク警部補と奇人アサドのコンビが挑むのは、海辺に
流れ着いたボトルメールの謎。瓶から取り出された手紙の冒頭には「助けて」との
悲痛な叫びが。書き手の名前の頭文字はP。しかし、手紙の損傷は激しく、内容の
完全な解読は難航した。Pはどうやら誘拐されたようなのだが、過去の記録に該当する
事件は見当たらない……。
北欧を代表するミステリ賞「ガラスの鍵」賞に輝く著者の最高傑作。
人気の警察小説シリーズの第三弾 】


QとかPとか、PとかQとか…。まずここに反応してしまいましたゞ(≧ε≦; )
…いやいや、そうじゃなくて。


とても面白かった!!
『特捜部Q』シリーズの第3弾。
シリーズ化で、だれるどころかパワーアップした感じで、内容もページ数!?も
読み応えがありました。
事件は解決に向かっている?と思えるような状態でもまだ半分のページ数(((((゚ω゚;)
でも、読むのが止まりませんでした。


今回は、ディーヴァーの作風にも似ている部分がありましたが、
一つ違うところは、こちらの作品はリアルで、ユーモアがあり、そして
『人間くさい』ということ。
そんなところが魅力的なんでしょうね。


3作目で、さらにキャラクターが掘り下げて描かれていたので、本編の事件と
並行してまた別のストーリーを楽しんだ感じです。
そのキャラクターたち…、新たな事実がわかった事もあれば、さらに謎も深まり??
まだまだ楽しめそうです。


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