『謝罪代行社』

謝罪代行社(ハヤカワ・ミステリ1850) (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

謝罪代行社(ハヤカワ・ミステリ1850) (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)


【失業したクリスら四人の若い男女は、依頼人に代わって謝罪する仕事を始めた。
ある日、彼らの一人が指定の場所に行くと、壁に磔にされた女性の死体が!
依頼人は死体に謝罪し、それを録音して送ること、死体を始末することを求めた。
家族の身を守るため拒否はできなかった。
やがてさらに不可解な事件が起き、彼らを悲劇が襲う!
ひたすら車を走らせる「わたし」とは誰か?女性を殺した「おまえ」の正体は?
謎めいた行動をする「彼」とは?
さまざまな仕掛けを施して描く、驚愕のドイツ推理作家協会賞受賞作。 】


気がつけば、年賀状も受け付け開始になり、毎年のお楽しみ『このミス』も
発売になりました。
ご存じの通り、読書停滞中で『このミス』を見ることも今年は少し焦り気味です。
ただ、第1位の『二流小説家』を読んでいたのでホッとしました。
こちらの『謝罪代行社』も17位に入っていましたね。
ハヤカワ・ミステリ・リニューアル1周年とハヤカワ・ミステリ文庫創刊35周年
記念作品ということで、文庫と同時発売になっています。


新生ポケミスのラインナップに相応しい作品でした。
構成がこれまた変わっていて、少々複雑に絡み合っていますが、
私がお勧めする読み方としては、とにかく一回読み切ること…(´∀`;
そこで初めて見えてくるものがあると信じて読了してください。


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