『連れていって、どこかへ』

連れていって、どこかへ (ハヤカワ・ミステリ文庫)

連れていって、どこかへ (ハヤカワ・ミステリ文庫)


【私の顔に刻まれたこの醜い傷痕は永遠に消えないの?
数十年たっても変わらぬ傷に悩み、心を閉ざし続けるラーラは、
今は自動人形の研究に埋没する倦んだ日々を過ごしていた。
そんな彼女に匿名でコンサートへの招待状が届く。
そこで出会った粗暴な男ゼドに嫌悪感を抱くと同時に心魅かれ、
彼がこの日常から救ってくれることを望む。が、待っていたのは悪夢だった…
世界的な有名作家が名を隠して発表した禁断のサスペンス。 】


また本棚からゴソゴソと探し出してきました。


上記あらすじを読む限り、絶対「私好み♪」の本です。


前半部分も、展開が期待感いっぱいで「どうくる?」「もしかしてこんな感じ?」と
読みながら自分の【希望的ストーリー】で勝手に盛り上がり、
「ラストはどう締める!?」とページをめくる手もスピードアップ!!


と、思っているうちのサラリ〜っと終わってしまいました(°▽°;)あれ〜??


読み終わってから、しばらく考えました・・・。どんなジャンルだったのか・・・。
(久しぶりに悩みました・・・。)
作者の意図を考えると、良い作品だったのかもしれません。
結局のところ、別の盛り上がりを期待して、『あらすじ』に踊らされて
いたのは、私だけだったのね・・・( ̄□ ̄;)ガーン


惜しいな〜、じつに惜しい・・・。
このシチュエーションすごく好きだったのに・・・。


...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...



あまり人にはお勧めできませんが、過去に読み
「おぉ〜!!」と、うなった地味な作品↓

きみの血を (ハヤカワ文庫NV)

きみの血を (ハヤカワ文庫NV)

スタージョンは、魅力的な作家です♪


蜘蛛の微笑 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

蜘蛛の微笑 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

【クセ】があるけど、インパクトは強烈!!


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