『数学的にありえない』
- 作者: アダムファウアー,Adam Fawer,矢口誠
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2009/08/04
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【ポーカーで1万1千ドル大敗し、マフィアに追われる天才数学者ケイン。
だがその時、彼を悩ませていた神経失調が、驚異の「能力」に変わった。
それを狙う政府の秘密機関と女スパイ。彼らが権力を駆使して追う「能力」とは?
執拗な追手にケインはどう立ち向かうのか?幾つもの物語が絡み合う
超絶ノンストップ・サスペンス。 】
2007年度版『このミステリーがすごい!』で5位の作品。
当時から気になっていながら、「数学か・・・(´Д`)」って感じで読み逃していました。
文庫化を機に、「タイトルだけで決めつけてはいけない!!」と思い、勢いをつけて
読み始めました。
いや〜、思い込みはいけませんね〜。
予想以上に面白かったです♪
最近観ていた海外ドラマ『フリンジ』の摩訶不思議な世界に慣れていたせいも
あるかもしれません(^^;)
このくらいの超常現象は余裕の許容範囲でした!!
S・キングの『デッド・ゾーン』に、理論を取り入れ、数学的な説明を加えると
本作になるかな・・・。
フラッシュバックが効果的に使われていて、スリル感もたっぷりでした。
CIA女性工作員・ヴァナーが、かなり格好良い〜!!
またまた見つけた【強い女】
これは、映画化しても面白そう♪
翻訳の際のタイトルって重要でしょうね・・・。
知らない作家さんだったら、まずタイトルに注目しますものね。
私がタイトル買いで、大成功した作品↓
『本泥棒』
『解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯』
どちらも、大好きな本です・・・。