『天使と悪魔』

天使と悪魔 (上) (角川文庫)

天使と悪魔 (上) (角川文庫)

天使と悪魔 (中) (角川文庫)

天使と悪魔 (中) (角川文庫)

天使と悪魔 (下) (角川文庫)

天使と悪魔 (下) (角川文庫)


【ハーヴァード大の図像学者ラングドンはスイスの科学研究
所長から電話を受け、ある紋章についての説明を求められる。
それは十七世紀にガリレオが創設した科学者たちの
秘密結社“イルミナティ”の伝説の紋章だった。
紋章は男の死体の胸に焼印として押されていたのだという。
殺された男は、最近極秘のうちに大量反物質の生成に成功した
科学者だった。反物質はすでに殺人者に盗まれ、
密かにヴァチカンに持込まれていた―。 】


今更ですが読みました。
ダ・ヴィンチ・コード』は、ハードカバーで読んで、今回は文庫。
文庫は、3冊組だったのね・・・(゜∀゜;)
字が大きくてビックリ・・・、上下本2冊になったんじゃないかしら・・・。


海外の小説を多く読みますが、宗教の事や聖書の話は
やっぱり典型的な日本人として少し難しく感じています。
でも、ダン・ブラウンの小説はそれを感じさせない面白さ
があります。
今回も、ヴァチカンが舞台になり、世界史を勉強しなくてはと
思いがちですが、知識が無くても大丈夫!!(^0^)d
ストーリーのテンポが良いので、あっという間に読めちゃいます。


本書は『ダ・ヴィンチ・コード』の前作にあたるけど、映画化は
順序が逆になりましたね。
ダ・ヴィンチ・コード』の方が、プロットとしては、あっと驚かされ
ましたが、映画化だったら本作の方が娯楽として楽しめるかも・・・。



ヴァチカン・ローマの美術品の数々を小説の中で読んでいると、
実物が見たくなってしまいます。
ローマの休日をしてみたいな〜♪