『リリィ、はちみつ色の夏』

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【「子どもが両親のどちらからも愛されないなんて、
切なすぎる。とにかく、家を出よう…」
1964年、公民権法制定当時のアメリカ南部サウスカロライナ
父親のもとを飛び出し、養蜂家の黒人姉妹が住む家にたどり着いた、
リリィ、14才の夏・・・それはリリィにとって特別な夏だった。】


表紙は、最近、私の本棚の中に増え続けている、牧野千穂さんの
素敵な絵です♪


原作邦題が『はちみつ色の夏』(映画は『はちみつ色の秘密』)、
黒人差別があたり前だった時代のアメリカで、14歳のリリィが体験した
ひと夏を描いた作品。


南部・サウスカロライナの照りつけるような、はちみつ色の夏の日差しと、
はちみつの甘い香り、そこに住む人々の暮らしが、じ〜んわりと伝わる
優しい作品でした。
ただ、人種差別の問題や虐待、宗教などのお話も盛り込まれているので、
決してサラリとしたものではありませんが、人の温かさに触れることが
できる本です。


さて、私はいつも原作を超える映画は無いと思っていますが、
この作品に限っては是非映画を観たいと思っています。
出演キャストが凄い!!


母の死の秘密を探す、リリィ役にダコタ・ファニング
リリィの家の手伝いをして、姉のような存在のロザリン役に
ドリームガールズ』のジェニファー・ハドソン
リリィがたどり着くサウスカロライナの養蜂家・三姉妹の
長女オーガスト役に、『シカゴ』のクイーン・ラティファ
次女・ジューン役に、ポップス界のスター、アリシア・キーズ
三女・メイ役に、『ホテル・ルワンダ』のソフィー・オコネドー
と、豪華な面々で、原作とのイメージともピッタリ♪
公式ホームページはこちら↓
http://movies.foxjapan.com/hachimitsu/index.html


東京・大阪では3月公開ですが、こちらでは5月公開。
待ち遠しいです・・・(^∀^)♪