『死者のための音楽』

山白朝子短篇集 死者のための音楽 (幽ブックス)

山白朝子短篇集 死者のための音楽 (幽ブックス)

【これは愛の短篇集だ。
怪談専門誌『幽』の連載で話題沸騰の大型新人、
待望の初単行本化。
怪談専門誌『幽』に連載された6篇の怪談短編に、
書き下ろし作品を加えた愛と哀しみの短編集。
幻想的な異界への境界と、親と子を描いた叙情的な
物語は、怪談ファンのみならず幅広い読者の支持を得る。】


久し振りに、国内の本を読みました。
かのんさんに紹介していただきました〜♪ありがとう。
たぶん教えてもらわなかったら、めぐり会う事がなかった
ジャンルかもしれません。


はじめは、日本古来の怪談話かな〜?なんて思っていたら、
怖い中にもファンタジー的で、愛情深いお話の数々でした。
夏場にピッタリの怪談ではなく、今時期の秋の夜長にじっくりと
読みたくなる短編集です。


さて、【紐のしおり】についてこだわりがあります(^∀^;)
新潮文庫には、紐しおりが付いていますね。
嫌いな方もいるようですが、私は重宝しています。
ただ、紐の先を外に出しておくと、先端がボサボサになるでしょ〜。
それが嫌で、かならず紐全体を中に挟み込むようにしています。
紐は、綺麗に残したいんですぅー(>∀<)


ハードカバーの本のしおりは紐の色がそれぞれ違いますね。
本のイメージやカバーの色に合わせてあって、素敵な色に出会う
こともあります。
レベッカ』の紐しおりは綺麗なベージュ色でした。お気に入り♪


そして、この『死者のための音楽』のしおりにはビックリ!!
木綿糸状の黒い糸が3本付いています・・・(゜■゜;)
本を開くと、ハラリと長い黒髪が落ちるよう・・・。ギョー!!
本のイメージそのままです・・・。
ぜひ体感してみてください。