『ロウソクのために一シリングを』

ロウソクのために一シリングを (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

ロウソクのために一シリングを (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)


【英国南部の海岸に、女の溺死体が打ち上げられた。
すぐに身元は映画女優のクリスティーン・クレイと判明。
現場の状況から事故死とも考えられたが、ロンドン警視庁
グラント警部は背後に殺人の臭いを嗅ぎとった。
容疑者としてクリスティーンの別荘に滞在していた
青年ティズダルが浮上するが、警察の動きを察知して
行方をくらましてしまった。
そんな折、クリスティーンの遺言が開示され兄ハーバートへの
奇妙な遺言が明らかになった!
名作『時の娘』のグラント警部初登場。
ヒッチコックの「第3の逃亡者」の原作としても知られる
黄金期の傑作。】


ジョセフィン・ティは、読みたい、読みたいと思っていた作家。
代表作の『時の娘』、『魔性の馬』・・・。
でも、この『ロウソク・・・』はチェックしていなくて、面白いと
教えていただいて早速探してきました!!
(ももっぺ♪さんありがとう)


雰囲気は古典ミステリですが、英国、女優の謎の死、遺言、そして
名探偵警部の登場・・・、どっぷりと楽しめました。


タイトルは、謎でしたが、読んでいるうちにわかってきます。
それがわかる瞬間は、「う〜ん、上手いな〜♪」と感心してしまいました。


近年、お隣中国でも推理小説ブームだそうです。
特に、このジョセフィン・ティは人気があるそうですよ。
中国の本って、全〜部、漢字かな・・・?
当たり前だよね・・・(^^;)