『既死感』

既死感〈上〉 (角川文庫)

既死感〈上〉 (角川文庫)

既死感〈下〉 (角川文庫)

既死感〈下〉 (角川文庫)

【法人類学者のテンペ・ブレナン。
テンペは白骨死体や腐乱死体の識別にあたる骨鑑定の専門家だ。
今回、神学校の敷地で発見された死体は、四肢と頭を切断されていた。
すぐにテンペの頭に一年前のケースが鮮やかに蘇ってきた。
若い女性の死体。頭部切断。四肢切断・・・。これは連続殺人なのか?
法医学の圧倒的にリアルな描写に全米が沸いた、現役法人類学者が
放つ、衝撃デビュー作。】


なぜか、結構観ていた FOXドラマ『BONES(ボーンズ)』。


4月初めにDVDが発売されました。
TVコマーシャルでも、骨が次々出てきて、
「男性・・・、アジア系の女性・・・、アジ?!」みたいに、
ボーンズの声で放送していて、一人でウケていました。
(ボーンズは骨を見ただけで何でもわかっちゃうんだな〜♪)


このドラマには原作があるのは知っていたのですが、
重版されてはいなく、手に入れるのが難しかったのです。
このDVDの発売を機に、ノベライズ本も発売され、
この原作も復刊?!しました。


ドラマは、毎週1話完結型で、テンペランス・ブレナン(愛称ボーンズ)が、
事件の骨を鑑定して活躍するというお話。
骨を語らせたら右に出るものは無し!!格好良いブレナン
(逆に骨の事しかわからない)と、FBI捜査官ブースの
やり取りも面白く、ブレナンのチームの面々も強烈に個性的・・・。
毎回、難事件を骨をベースに解決していきます。


一転、原作の方はというと、意外と骨が出てきませんでした(゜□゜;)
どちらかというと、パトリシア・コーンウェルのシリーズを読んでいるようで、
ちょっと予想外・・・。
これは、ドラマの【強気のブレナン】の方がオススメかも・・・。
取り合えず、このようにしてボーンズは生まれたんだということがわかって
満足でした。