『琥珀の望遠鏡』
- 作者: フィリッププルマン,Philip Pullman,大久保寛
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/06/27
- メディア: 文庫
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「ライラの冒険」シリーズの最終巻です。
『神秘の短剣』で出会ったウィルと共にライラは、
自分の運命に従い過酷な旅を続けます。
これは、ジャンルでいうと児童書になるんでしょうが、
私は、大人向けのファンタジー小説だと思いました。
聖書や教会の歴史など複雑な部分もあるので、私のお友達・小学生の
読書少女ちゃん達は、よく読んでいるな〜とますます感心!!
ちょっと難解な中で、それを感じさせないストーリーと
愛すべきキャラクター達・・・♪
次々出てくる別の世界の生き物達は、身を挺してライラやウィルを守ります。
魔女、天使、死者、鎧を着けた白熊、トンボに乗ったスパイ、車輪の足を持つ象
醜い女の顔の鳥、そして人間それぞれに一匹持っている守護精霊の動物。
出会いと別れに、涙するシーンもありました。
春に、第1巻『黄金の羅針盤』が映画『ライラの冒険』となって映像で
観ることが出来ますが、出来ることなら第2巻、第3巻まで続けて
欲しいな〜♪