『グリーン家殺人事件』

グリーン家殺人事件 (創元推理文庫 103-3)

グリーン家殺人事件 (創元推理文庫 103-3)


【ニューヨークのどまんなかにとり残された前世紀の古邸グリーン家で、
二人の娘が射たれるという惨劇がもちあがった。
この事件をかわきりに、一家のみな殺しを企てる姿なき殺人者が跳梁する。

神のごときファイロ・ヴァンス探偵にも、さすがに焦慮の色が加わった。
一ダースにのぼる著者の作品中でも、一、二を争うといわれる超A級の名作。】


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『殺人鬼』

殺人鬼 (角川文庫)

殺人鬼 (角川文庫)


【あの晩、私は変な男を見た。黒い帽子を被り、黒眼鏡をかけ、
黒い外套を着たその男は、義足で、歩くたびにコトコトと不気味な
音を立てていた。そして男は何故かある夫婦をつけ狙っていた。
彼の不審な挙動が気になった私は、その夫婦の家を見張る。
だが、数日後、その夫のほうが何者かに惨殺されてしまい―。


表題作「殺人鬼」をはじめ、「百日紅の下にて」も収録した短篇集。
名探偵・金田一耕助が四つの事件に迫る。 】


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『ジョイランド』



【海辺の遊園地、ジョイランド。彼女に振られたあの夏、大学生の僕は
そこでバイトをしていた。
そこで出会った仲間や大人たちとすごすうち、僕は幽霊屋敷で過去に
殺人があったこと、遊園地で殺人を繰り返す殺人鬼がいることを知る。
もう戻れない青春時代の痛みと美しさを描くキングの筆が冴え渡る!
感涙必至の青春ミステリー。 】


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『トレモア海岸最後の夜 』


トレモア海岸最後の夜 (ハヤカワ文庫NV)

トレモア海岸最後の夜 (ハヤカワ文庫NV)


【作曲家のピーターは、離婚の痛手でスランプにおちいった。
アイルランドの人里離れた海辺の家で、静かな生活を送ろうとするが、
ある嵐の晩の外出中、雷に打たれてしまう。
そしてそれ以来、謎の頭痛と不穏な悪夢に襲われるようになった。
夢のなかの血なまぐさい光景が、いずれ現実のものとなる気がしてならない…。
元妻のもとで暮らす子供たちが訪ねてきたとき、不吉な予感はいっそう
強まる。ノンストップ・サスペンス! 】


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『道化と王』

道化と王 (ヨーロッパ歴史ノベル・セレクション)

道化と王 (ヨーロッパ歴史ノベル・セレクション)


【時は1664年、イングランド王・チャールズ2世の御世。
王の犬を治して、宮廷に取り立てられた醜男がいた。
その名もメリヴェル。 】


金原先生の翻訳本を久しぶりに読みました。
主人公・メリヴェルのダメ男な感じが悲哀に満ちている第一部。
そして激変する第二部に驚かされました。
愛する王に翻弄される人生が世相とからみ風刺的で面白かったです。


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『パディントン発4時50分』

パディントン発4時50分 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

パディントン発4時50分 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)


【ロンドン発の列車の座席でふと目をさましたミセス・マギリカディは
窓から見えた風景に、あっと驚いた。
並んで走る別の列車の中で、いままさに背中を見せた男が女を締め殺す
ところだったのだ…鉄道当局も、警察も本気にはしなかったが、好奇心
旺盛なミス・マープルだけは別だった!シリーズ代表作、新訳で登場。 】


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『黄昏の彼女たち』


第一次世界大戦で父と兄弟を喪い、母とふたりで生きていくため屋敷の
部屋を貸すことにしたフランシス。
下宿人になったのは、快活なレナードとおとなしいリリアンのバーバー夫妻だった。
ひとつ屋根の下で暮らすうち、フランシスとリリアンには互いを想う感情が
芽生えていく。
そんな彼女たちの関係は、ある人物に死をもたらし、何人もの運命を思わぬ
形で変えるのだった。
時代に翻弄される女性たちを流麗に描く、傑作文芸ミステリ最新作。】


楽しみに待っていたウォーターズの新刊!!
時代背景と細やかな心理描写は、やはり外さない面白さ。
先が読めないドキドキ感もあって、長編ながら一気に読了。
彼女の作品は、先入観やあらすじ、Amazonのレビューなど何も
見ないで読むのがおススメです。『荊の城』からぜひに。


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