『黄昏の彼女たち』


第一次世界大戦で父と兄弟を喪い、母とふたりで生きていくため屋敷の
部屋を貸すことにしたフランシス。
下宿人になったのは、快活なレナードとおとなしいリリアンのバーバー夫妻だった。
ひとつ屋根の下で暮らすうち、フランシスとリリアンには互いを想う感情が
芽生えていく。
そんな彼女たちの関係は、ある人物に死をもたらし、何人もの運命を思わぬ
形で変えるのだった。
時代に翻弄される女性たちを流麗に描く、傑作文芸ミステリ最新作。】


楽しみに待っていたウォーターズの新刊!!
時代背景と細やかな心理描写は、やはり外さない面白さ。
先が読めないドキドキ感もあって、長編ながら一気に読了。
彼女の作品は、先入観やあらすじ、Amazonのレビューなど何も
見ないで読むのがおススメです。『荊の城』からぜひに。


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