『司法取引』

司法取引(上) (新潮文庫)

司法取引(上) (新潮文庫)

司法取引(下) (新潮文庫)

司法取引(下) (新潮文庫)


【連邦判事とその愛人の殺害事件が迷宮入りかと思われた頃、冤罪で
収監されていた弁護士バニスターが、真犯人を知っていると声を上げた。
彼はその情報と引き換えに、自らの釈放と証人保護プログラムをFBIに要求する。
藁にもすがりたい捜査当局と何度も交渉と説得を重ねたバニスターは、ついに念願の
出獄を果たすのだが……。


自由を求めて、破天荒な一世一代のコンゲームが始まる。
FBIは判事殺害容疑で、麻薬関係の犯罪歴があるクィンを逮捕。
判事に賄賂を贈っていた彼は、当初、事件との関わりを強く否定するも、やがて自供を始める。
一方、証人保護プログラムが適用されたバニスターは、当局の監視下に置かれながらも
自由な日々を過ごしていた。
しかしある日、突然姿を消してしまう。その身に何が起こったのか……。
騙し合いに次ぐ騙し合い、衝撃の結末。 】


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