『郵便局と蛇』

郵便局と蛇: A・E・コッパード短篇集 (ちくま文庫)

郵便局と蛇: A・E・コッパード短篇集 (ちくま文庫)


【日常の裏側にひそむ神秘と怪奇を淡々とした筆致で描く、
英国短篇作家コッパードの詩情あふれる珠玉の短篇集。


虎の皮を被ってライオンと戦うはめになった男が、見世物の檻の中で
出会ったのは…。
ユーモラスな展開の中に人生の深淵を垣間見る「銀色のサーカス」、
母の乳房、脈打つ心臓、鼠取り、砕かれた手…。
精緻で謎めいたイメージが交錯する「アラベスク―鼠」、電信柱と
柳の木の奇妙な恋物語「若く美しい柳」など、日常の裏側にひそむ
神秘と怪奇、啓示と奇蹟を詩情ゆたかに描くコッパードの珠玉の短篇集。 】

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