『長いお別れ』

【コーヒーをつぎ、タバコに火をつけてくれたら、あとはぼくについて
すべてを忘れてくれ――妻を殺したと告白して死んだテリー・レノックス
からの手紙にはそう書かれていた。彼の無実を信じ逃亡を助けた
私立探偵マーロウには、心の残る結末だった。
だが、別の依頼でテリーの隣人の失踪の理由を探るうち、マーロウは
再度事件の渦中へと……ハードボイルドの巨匠が瑞々しい文体と非常な
視線で男の友情を描きだす畢生の傑作。】

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村