『バーニング・ワイヤー』

バーニング・ワイヤー

バーニング・ワイヤー

【突然の閃光と業火―それが路線バスを襲った。送電システムの
異常により、電力が一つの変電所に集中、爆発的な放電が発生したのだ。
死者一名。これは事故ではなかった。
電力網をあやつる犯人は、ニューヨーク市への送電を予告なしに
50%削減することを要求する。
だがそれはNYに大停電を引き起こし、損害は膨大なものとなると
予想された。
FBIと国土安全保障省の要請を受け、科学捜査の天才リンカーン
ライムと仲間たちが捜査に乗り出した。
しかし敵は電気を駆使して罠をしかけ、容易に尻尾をつかませず、
第二の殺戮の時刻が容赦なく迫る。
一方でライムはもう一つの大事件を抱えていた―宿敵たる
天才犯罪者ウォッチメイカーがメキシコで目撃された。
カリフォルニア捜査局のキャサリン・ダンスとともに、ライムは
メキシコ捜査局をサポートし、ウォッチメイカー逮捕作戦を進めていたのだ。
ニューヨークを人質にとる犯人を頭脳を駆使して追うリンカーン・ライム。
だが彼は絶体絶命の危機が迫っていることを知らない―。 】