『ころころろ』

ころころろ しゃばけシリーズ 8 (新潮文庫)

ころころろ しゃばけシリーズ 8 (新潮文庫)

【ある朝突然、若だんなの目が見えなくなってしまったからさあ大変。
武家から困ったお願いごとを持ち込まれていた長崎屋は、
さらなる受難にてんやわんやの大騒ぎ。
目を治すための手がかりを求め奔走する仁吉は、思わぬ面倒に巻き込まれる。
一方で佐助は、こんな時に可愛い女房をもらっただって!?
幼き日の一太郎が経験する淡い初恋物語も収録された、
しゃばけ」シリーズ第八弾。 】


今年最後の本に、【しゃばけシリーズ】を読めて良かった〜♪
気がつくと同じ登場人物のシリーズ作品を8冊も読み続けていたのですね。
文庫で読んでいるため、最新作には追いついていませんが、本当に発売が
楽しみです。


今作を読みながら「若だんなは、本当に良い子だな〜。」としみじみと
思い、登場するキャラクターたちが若だんなを思い遣っていることに、また
ほんわかとした気分にしてくれるのです。
5編の短編でありながら、全てが一つの話につながっているというのも
今作の面白いところでした。


振り返ると、2009年の最後の本もこのシリーズでした。
年の瀬に【しゃばけシリーズ】…良いですね〜。お江戸に和むわぁ〜。



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