『告白』

告白

告白


【我が子を校内で亡くした女性教師が、終業式のHRで犯人である少年を指し示す。
ひとつの事件をモノローグ形式で「級友」「犯人」「犯人の家族」から、
それぞれ語らせ真相に迫る。選考委員全員を唸らせた新人離れした圧倒的な筆力と、
伏線が鏤められた緻密な構成力は、デビュー作とは思えぬ完成度である。 】


ブログを見ていただいている方は、おわかりでしょうが、
私は、日本人作家の【ベストセラー本】や【話題の本】という物を
あまり読んでいません。
発掘したい派(?)なのと、沢山の人が読んでいる本を読みたくないという
単なる天邪鬼な理由で・・・。


けれど本棚には、この『告白』や『容疑者Xの献身』『チームバチスタの栄光
など、主人が読んでいたり、いただき本として、私が未読のまま鎮座しています。
(どんどん文庫化され、さらにショックです)


もちろん映画化された『告白』も観ていませんが、日本を代表した作品として
アカデミー賞に選考されているらしいし・・・、「よし!!読んでみるか!!」と
『ミヤネ屋』を観ながら思いつきました(・ω・。)ノ=з


後味が悪いと聞いていた通り、重苦しいストーリーでしたね。
伏線が張ってあり、プロットとしては奇抜で面白いのかな・・・。
ただ重い話でも、「上手い!!」と唸らせる作品は、どんなに重くても
私は好きなんですけれどね・・・。 


本屋大賞】を受賞したように、本屋さんとしては売りやすい作品でしょうね。


・・・というわけで、取り合えず話題についていけて良かったです。


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