『オッド・トーマスの救済』

オッド・トーマスの救済 (ハヤカワ文庫 NV ク 6-10) (ハヤカワ文庫NV)

オッド・トーマスの救済 (ハヤカワ文庫 NV ク 6-10) (ハヤカワ文庫NV)


【心の平静を求め、シエラネヴァダ山脈にある修道院に滞在していた
オッド・トーマスは、12月の深夜、ボダッハ(悪霊)を発見した。
ボダッハの出現は大惨事が起きる前触れとなるため、彼は調査を始める。
だが修道士がひとり忽然と消え、さらに顔のない修道士や想像を絶する
怪物が現われる。
猛吹雪の中、修道院で暮らす子どもたちを守ろうと闘うオッドの前に、
やがて驚くべき真相が! 謎とサスペンスに満ちたシリーズ最高傑作 】


オッド・トーマスシリーズも3冊目。
キャラクターも定着し、今回は新たな仲間も増えました。
オッドは魅力的な主人公で、彼の繊細な生き方が優しく、そして
切なく描かれています。


オッドが持つ【シックス・センス】の能力のお話と、クーンツ初期の作品・・・
いわゆる【モダンホラー】的な雰囲気が感じられるかな・・・。


ただ、一人称の形態だからなのか・・・、申し訳ないけれど【訳】の
ニュアンスなのか・・・、クーンツをこれから読み始める方には
このシリーズはおススメしません(´ε`;)
(クーンツの面白さをわかってもらうためには、敢えてそう言いきっちゃ
います・・・。)


文春文庫の初期の作品は、絶版中かな・・・。残念。


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